私たちの北米旅行のメイン、アメリカグランドサークル周遊期の第三弾。
アメリカグランドサークル周遊期~その1~
アメリカグランドサークル周遊期~その2~
当初の予定では、今日は朝からセドナをちら見してからページに移動し、1時からのアンテロープキャニオンのツアーに行く予定でした。
しかし、少し調べてみると、フラッグスタッフからセドナまで片道1時間くらいかかるらしい。
そして、セドナにそれほど魅力を感じていなかった私たちは、今回はセドナを見送ることに決めました。
本当は朝6時くらいに出発すればセドナにも行けたんですが、そこまで行きたい場所でもなかったのと、アンテロープキャニオンにかなり重点を置いていたので。
ということで、朝10時くらいにフラッグスタッフの街を出て、アンテロープキャニオンに向かうことに。
ツアーは1時からですが、1時間前くらいに行かなければいけないみたいで、時間は結構ギリギリです。
おそらく、ゆっくり朝ごはんのビュッフェを食べていたのが原因でしょう。
なので、ノンストップでお昼ご飯も食べずに向かった結果、なんとか1時間前の12時にオンタイムで到着。
フラッグスタッフから行くと、ページの街の手前で超巨大工場の見える方に曲がって、1,2分走ると右側に掘っ立て小屋と駐車場が見えてきます。
そこがアンテロープツアーズの拠点です。
アンテロープキャニオンはナバホ族の自治区のため、許可のある車しか入れません。
そして、許可のある車は全てガイド付きのツアーになっています。
事前情報では、当日でもツアー参加は可能ですが、予約をしておいた方が安心とのことで、どうしてもここに行きたかったふじたは事前にネットで予約をしていました。
しかし、到着してみると、当日のツアーにも結構空きがあります。
1時間前到着についてもかなりアバウトで、「あ、来たんだ。」というノリで軽くあしらわれました。
15分前には戻ってきてね。とのこと。
急ぐ必要なかったですね。
お腹がペコペコの私たち。10分くらい車を走らせてページの街まで行って、サブウェイでサンドイッチを買います。
すぐに戻って、準備完了。ちゃんと15分前には到着するのが日本人です。
わくわくしながらツアーを待っていると、続々と人が集まってきます。
私たちと同じ時間帯には3,4台のジープが出るようで、時間になるとドライバーさんが案内するお客さんの名前を呼びます。
私たちのツアーガイドさんは、恰幅の良い爽やかなナバホ族の方。
10人くらいのメンバーが名前を呼ばれて、いよいよ出発です。
いやー、アンテロープキャニオンまでの道、めっちゃ悪かったです。
確かにアンテロープまではジープで荒れた道を行くとは聞いていましたが、想像以上でした。
普通に座っていても、衝撃でお尻が浮くくらいのデコボコ道。
そして、サングラスが無いと、目も開けてられないようなレベルの砂が舞っています。
そんな荒れた道を10分くらい走ると、いよいよアンテロープキャニオンの入り口が見えてきます。
アンテロープキャニオンはかなり狭いですが、他にも前の時間のツアーの人達などで、割と賑わっていました。
ガイドさんの後に続いてぞろぞろと洞窟に入っていくと、見えてきました。
これです。ふじたが見たかったのは。
感動して、変なテンションになりつつ、カメラをパシャパシャと。
カメラに夢中になりつつも、最後尾でなんとかガイドさんに付いて行きます。
そのままだんだん奥に行くと、明かりが届かなくなり、少し暗くなってきます。
写真を撮るのが難しいゾーンですね。
もちろんただ歩くだけでも綺麗なのですが、ガイドさんもかなり詳しい方で、色々と説明を受けているとより理解が深まり、楽しいです。
モニュメントバレーの朝日の構図。(逆さにして見ると、そう見えます)
カメラの設定なども教えてくれて、進んでシャッターも押してくれます。
すばらしいガイドさんです。
ガイドさん曰く、お昼ごろだと洞窟に太陽の光が差し込んできて、とても綺麗に光のラインができるみたいです。
また、夏の時期の方が、その光も綺麗に見えるとのこと。
すると他の人が、「夏の洞窟内は暑くないの?」と聞いていました。
答えは、「少なくとも100F°(36℃)以上。」とのこと。笑
そんな感じでしばらく歩くと、一番奥に到着です。
モンスーンの時期の水流で出来た洞窟がアンテロープキャニオンなので、もちろん一番奥は出口になっています。
しかし、これだけの高さで、これだけの岩を削るなんて、どんだけの水流だったのか想像もつきません。
ガイドさんも、「日本の津波の被害でもわかる通り、水の力はとてつもないんです。」というようなことも言っていました。
一番奥からは各自自由に写真を撮りながら入口まで戻ります。
綺麗な写真を撮るためにドレスアップして来ている方々もちらほら。
それだけ綺麗に写真が撮れる場所ということですね。
ゆっくり写真を撮りながら入口まで戻り、そこから来た時と同じ車に乗り込んで、砂まみれになりながら掘っ立て小屋に戻るとツアーは終了です。
1時間半くらいのツアーですが、良いガイドさんにも当たり、満足度はかなり高いです。
また、我々の後の時間の人たちは、ジープの数が倍くらいあったので、きっとアンテロープキャニオン内も人が多くて見にくかったことでしょう。
本当に、何かと運が良いです。
そして、ロスやラスベガスでは全然写真を撮っていないのに、この1時間ちょっとのツアーだけで250枚くらい写真を撮っていました。
アンテロープキャニオンツアーの後は、本当はモニュメントバレーあたりを見に行こうと思っていましたが、アンテロープキャニオンを見て大満足だったのと、歩き疲れてしまっていたため、泊まったモーテルの目の前にあったスーパー(SafeWay)で買い出しをして、飲んでご飯を食べて、昼寝を取ることにしました。(結果的に昼寝では済まなかったわけですが)
朝からザ・ウェーブの抽選に行く予定です。
Fujita
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