先日ウィーンに滞在している時に、レンタカーを一日借りてチェコのモラヴィア大草原に行ってきました。
絶景系の本や、死ぬまでに行きたいシリーズなどにもたびたび登場するこの場所。
名前を聞いたことのある人もいるのではないかと思います。
見渡す限りの緑の大草原。
そして、緑が波打ったような隆起のある土地。
私たちも多分に漏れず、どうしても行きたいと思い、わざわざウィーンから車を借りて行ってきました。
今回もマニュアル車です。せっかくプジョーの高いグレードの車だったのに。。。
いざモラヴィアに大草原を見に行こうとすると、調べても調べてもモラヴィアの正確な場所は出てきません。
というのも、絶景本などではモラヴィア地方の大草原という書き方しかしていませんが、モラヴィア地方はとても広いです。
また、どこでも大草原が広がっている地域なので、ここ、という展望ポイントなどがあるわけではありません。
そのため、有名な写真や、本で見た写真の場所というのは撮った人しか特定できないようになっていました。
また、草原は地図からではわかりませんし、モラヴィアは地方の名前なので、行くにしてもどの辺を目指して行けば良いのかわかりませんでした。
調べに調べて、色々な方のブログを読み漁った結果、浮かび上がってきた地名が二つありました。
チェコの第二の都市、ブルノの東側に30分ほど車で行った場所にある、Kyjov(キヨフ)とNesovice(ネソヴィツェ)です。
確かにこの町二つの街はモラヴィア地方にあります。
他に情報は無かったので、とりあえずこの二つの街を目指して行ってみることにしました。
先にキヨフに寄って、そこから北上してネソヴィツェあたりを周って帰ろうというプランです。
ナビがドイツ語表記しかできなかったため、持っているタブレットなどを駆使してとりあえずブルノのあたりに向かうことに。
オーストリアでレンタカーを借りると、オーストリアの高速道路の通行許可証(ヴィニエット Vignette)はすでにフロントガラスに貼られているのですが、チェコのヴィニエットは自分で買う必要があります。
事前情報では10日間有効なチケットが8ユーロとのことでしたが、この日は16ユーロもしました。
値上がりしたのか何なのかはわかりませんが、物価の変動はヨーロッパでは当たり前のような気がするので、そこは許容範囲です。
そして一路キヨフへ。
と、思ったのですが、高速の出口で降り損ねたのでそのままネソヴィツェへ先に行く事に。
事前情報ではネソヴィツェの北側に行くと草原が広がっているとのこと。
確かに草原が広がっていました。
北の方に抜けて適当にドライブしていると、なんとなく良さそうな道が見えてきます。
どこで車を止めても絵になりますね。
しかし、やはり「ここ!」というスポットがあるわけではありません。
そのまま、キヨフの方へ向かうことに。
ネソヴィツェからキヨフまでは429号線と432号線を使って30分くらい。
ネソヴィツェを出発したあたりから草原が広がっていますが、キヨフに近づくにつれて草原が減っていきます。
キヨフの街はこじんまりした街ですが、家が沢山あるので草原ゾーンではなさそうですね。
草原めぐりの拠点としては良さそうです。
しかし、そこからどこへ行って良いかわからない私たち。
ひとまずキヨフからブルノへ戻りながら、良さそうな草原があったら、そこで車を止めて見ようということで、キヨフから54号線を西へ向かいます。
すると、、、
道の至るところが絶景ビューポイント。
こっちの方がすごいじゃないですか。
何も期待していなかったこの道ですが、ここが一番良かったです。
撮る場所や雲の感じによって草原の色が変わります。
ドライブがメインなので写真はあまり撮れていませんが、 美しい風景が幾度となく広がっていました。
全体的に草原は南側に位置していたので、キヨフを拠点に南の方へ進んでみると、もっと良い景色があるのかもしれません。
今回は時間が無かったので回れませんでしたが、キヨフに滞在して、ゆっくりと2日くらいドライブに使っても良いと思いました。
自分だけのお気に入りポイントが見つけられそうです。
途中、こんな急こう配の草原なんかもあったりしました。
急こう配の草原はとても綺麗なのですが、いざ写真で撮ろうとすると、何かが違う。
きっと、これは実際に見てみた方が良いのだろうと思います。
レンタカーでしか行けませんが、このエリアは本当に綺麗でオススメです。
時間がある方はぜひブルノからキヨフへ向かってみてください。
Fujita
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