ヨーロッパにずっといると、英語を聞く機会も増えます。
今日はそこで感じたことを少し備忘的に残しておこうかと思います。
ヨーロッパでは、隣にある国々でも言語が違うため、母国語だけ話せてもコミュニケーションに困ることが多そうです。
例えば、ベルギーはフランス、オランダ、ドイツ、ルクセンブルクに面していますが、首都ブリュッセルでは人々はフランス語を話します。
しかし、北部の街に住んでいる人はオランダ語も話しますし、東側に住んでいる人はドイツ語も話します。
そして、それらの言語に加えて、ヨーロッパ中の人とコミュニケーションを取るために、ある程度の英語が話せるのがヨーロッパの人々です。
隣の国に車で1時間ドライブして遊びに行っても言葉が通じないのが当たり前なので、当然コミュニケーションを取るために最低限の英語は身に付けていくのが当たり前になっているのかもしれません。
確かに、私の知り合いのベルギー人もオランダ語、フランス語、英語はネイティブレベルです。
バスや電車の運転手さんなど、一部英語が通じない時もありますが、基本的にはカタコト英語はどこの地域でも通じるように感じます。
しかし、彼らの英語の文法はヒドイものですし、発音もヘンテコなことが多いです。
これは私がカナダやアメリカで綺麗な英語を聞いていたせいかもしれませんが、とても強い訛りで英語を話す人がとても多いです。
私も日本人ですから、当然訛りはありますが、彼らほどではないと思う時も少なからずあります。
ただし、彼らは、聞き取れなかったこっちが悪いのかと思ってしまうくらい堂々と話します。
これは、英語を使い慣れているというのもあると思いますし、発声が違うというのもあると思います。
これでは、わからなかった時には堂々と聞き返さないと、こちらが一方的に英語力が低いように見られてしまいますね。
しかし、日本人が英語ができないと言われる大きな原因がここにあるのではないかと思います。
今まで英語圏でもずっと思ってきたことなのですが、日本人はだいたい以下のどれかが当てはまります。
①声が小さい
②自信が無い(目を見て堂々と話せない)
③日常生活で使う言い回しを知らない
④ネイティブ又は日本人の英語しか聞き取れない
これだけです。
②と③と④は単純に英語を使う環境にいることが少ないからだと思います。
正直、文法や単語などは世界レベルで見ても高いと思いますし、発音はもっとめちゃくちゃな人もいっぱいいるので、それほど気になりません。
むしろ、スペイン語圏やイタリア語圏の人たちにとっては、日本語訛りの方が聞きやすいかもしれませんしね。
私も大学受験で英語は勉強しましたが、何も覚えていませんし、当然英語なんて全く喋れませんでした。
しかし、文法の間違いなどに気を使うクセはやはり付いていると思います。
ただ実際は、カナダに留学するまで間違った言い回しで覚えていたものも多いです。
TOEICの勉強は日本でもできますが、言い回しを覚えるのは留学をしないと難しいです。
そういう意味で、留学した価値をひしひしと実感しているヨーロッパ生活です。
(南米では留学の恩恵を全く感じなかったので)
Fujita
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