2015年7月26日日曜日

声をかけてくるインド人は信じるなパート2

こんばんは。ふじたです。


今日もインドにいたので、意図せず多くのインド人に話しかけられました。
これからインド(特にデリーとアグラ)に行く人達が騙されないように、実際に声をかけられた内容をここに載せておこうと思います。

おそらく悪い人ばかりではないのかもしれませんが、信用し過ぎたがゆえにトラブルになっている例があまりにも多いので、インドでは警戒し過ぎるに越したことはないかと思います。

ぼったくり&客引き世界一(世界最悪)とも言われるインドですから。





今日は朝からアグラに行き、タージマハル周辺を観光してきました。
動き回ったので、状況別に話しかけられた内容を書きます。



1.朝マクドナルドへ向かう道

デニムにチェックのシャツを着た綺麗目な服装のお兄さんに話しかけられます。

「どこから来たの?」
「トーキョー?オーサカー?」
「何日デリーにはいるの?」
「デリーはどう?」
「どこ行くの?」

みたいなことを歩きながらフレンドリーに聞かれました。
どこに行くか聞かれた段階で、マックに到着。
ここが目的地ですと言ってバイバイしたので、特に勧誘等はなし。





2.マクドナルドでの食事中

横に座った中年の人に話しかけられます。

「どこから来たの?」
「何日デリーにはいるの?」
「今日はどこに行くの?」
「明日はどこに行くの?」
「明日観光するならリキシャ紹介するよ」

というように、平気で勧誘してきます。
明日は疲れてると思うから、明日考えます。全くノーアイディアですと伝えたら、
「そうか。」とすぐに引き下がってくれました。






3.アグラ駅から出た瞬間

プリペイドのリキシャを探していたところ、タクシーはこっちだと誘われます。
タクシーのカウンターとリキシャのカウンターは並んでいるのですが、タクシーのみゴリ押し。

「値段表があるから見て見て!」
「何時に帰るの?」
「時間があるからこれいっちゃいましょうよ!」

みたいな、新宿のキャッチみたいなノリでウザったかったので、半無視。
無言でリキシャの方のカウンターに行きましたが、そっちまで着いて来ました。
結局リキシャでタージマハルまで片道お願いしました。

ここでも定番の、観光客が書いたノートを見せられ、1日観光を勧められます。
「このリキシャはガーバメントのリキシャだから大丈夫!」とか言いながら、ぼったくろうとしてきました。
普通に断ったらあまりしつこくなかったので、ちょっと好印象です。





4.タージマハルのチケット売り場

列に並ぼうとすると、「外国人用の列はこっちだよ!」と、親切に案内してくれる人がいました。
ちゃんと確認すると、そっちで合っているみたいです。
お礼を言ってチケットを買うと、「水とシューズカバーがこっちでもらえるから、貰いな!」と、また教えてくれます。
そうかと思い、水とシューズカバーを貰うと、なんと、このスタッフ(っぽい)人が、「入口はこっちだから着いて来な!」と、入口に向かって歩き出します。

この段階で親切すぎて怪しい。
すると、「チケットには水とシューズカバーとガイドが無料で付いてるんだ。」と言い出します。
そんな話は聞いたことありませんし、そもそも何語でガイドする気なのでしょう。

ということで、「ガイドはいらないよ。」と伝えると、「あ、そうなの?」とすぐに引き下がってくれました。

インドではスタッフ(っぽい人)であろうとも親切は信じてはいけないと痛感しました。






5.アグラフォートから出た瞬間

目の前に止まっていたリキシャ達の一人から声をかけられたので、駅までいくらか聞いたら200ルピーと言うので、高すぎて最初から信用ならんと思い、断りました。
値段交渉をしようと付きまとってきたものの、最初からふっかけてくる人はそもそも信用ならないと言って断りました。

そして違う人の所でいくらか聞くと、150ルピーと言うので、100ルピーでどうか話をして、乗ろうとすると、最初のリキシャ人が運転手さんに怒っています。

そして、乗り込み口を体で塞ぐという暴挙に。
めんどくさいので、もうあなたたち二人のリキシャには乗りませんと言って、別のリキシャを探そうとすると、すぐにその仲間らしき人が寄ってきます。


どうやらリキシャにもグループがあるみたいです。
しかし、もうその人たちと関わるのが嫌だったので、少し歩いて離れた駐車場の方へ行ってみることに。

そこに向かう途中に流しっぽい人から声をかけられます。
「駅まで100ルピー」という条件でOKと言ってもらった直後、「友達のリキシャがあるからあれに乗って!」と言い出します。
いきなり知らない奴の所に乗れというのが気に食わなかったので、またお断りしました。
このお兄さんは英語が少しできるようで、「意味が分かりません。あなたのことはもう信用できないので、どちらにも乗りません。」と丁寧に伝えると、それ以降見なくなりました。


しかし、歩けども歩けども最初の方に声をかけてきたリキシャや、後で呼ばれた友達らしきリキシャが付きまとってきます。
挙句の果てに、「50、、、いや、40ルピーでいいよ!」などと言い出します。
カチンと来たので、「お金の問題じゃない。信用できないリキシャには乗らない。」と伝えたところ、英語がわからないようで、「ノーマネー、ノープロブレム!」などと言い出しました。


いや、騙す気満々じゃないすか。


ということで、この人はもうガン無視。
人を連れてきたばかりの、どこのグループにも属していなそうなおじいさんに声をかけて、無事100ルピーで駅まで連れて行ってもらいました。
観光地では若い人達はグループを作っていることが多いので、個人でやってそうな流しのおじさんが安心かと思いました。





1日でこれだけ色々あると、やはり疲れます。
私たちは基本的に観光地にいるので声はかけられやすいのだと思います。

しつこい勧誘には、魔法の呪文「ネィン」を使うと、一瞬ひるむ人が多いです。
ヒンディー語でNoという意味の言葉なのですが、強めにこれを言うと、かなりの人が一瞬で引き下がります。

勧誘に困ったらぜひ使ってみてください。

Fujita



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